修羅の群れ
修羅の群れ一覧
-
修羅の群れ 第一部 怒濤編
横浜一帯を縄張りとする堀井一家三代目総長・加東伝三郎は、とある柔道場で稲原会総長・稲原龍二と出会う。加東に見込まれた龍二は博徒として目覚ましい成長をとげ、やがて東海道最大の勢力を誇る網島一家総長・鶴岡政二郎と親子の盃を交わすことになる。
-
修羅の群れ
博奕で身を滅ぼした父の仇を取るため、任侠道に身を投じた龍二。戦後、復員兵や愚連隊の若者を舎弟にしていった彼は、昭和24年、ついに自らの組織・稲原組を立ち上げる。熱海を拠点とする稲原組は、小田原、横浜、静岡へと勢力を拡大していくが…。
-
修羅の群れ 第二部 風雲編
熱海・山崎屋一家の跡目を継いだ稲原龍二。「横浜四天王」と呼ばれる愚連隊の実力者たちを傘下に収め、稲原組の勢力は横浜から東海道にかけて一気に広がっていく。だが、大組織の頂点へ上っていく龍二の前にはさらなる過酷な試練が待ち受けていた。
-
修羅の群れ 第三部 完結編 大抗争列島!!
昭和7年。川崎に縄張りを持つ加東伝三郎親分に見込まれ博徒の世界に入った稲原龍二、さまざまな抗争や親分との出会いを経て、山崎屋一家の跡目を継いでいた。戦勝国民となった外国人グループの問題も解決した彼は、一般市民の信頼も得られるようになり…。