杉村春子 の検索結果(10件)
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浮草
志摩半島の西南端にある小さな港町に、嵐駒十郎一座が久方ぶりにやって来る。座長の駒十郎を筆頭に、すみ子、加代、吉之助など総勢15人は、知多半島一帯を回っている一座だ。この土地には、駒十郎が30代の頃に子供まで生ませたお芳が移り住んでいて…。
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お早よう
小津安二郎監督が家族に優しい眼差しを向けた逸品。子供と大人それぞれの言動からあふれるーモアに、つい笑いがこぼれる。当時の生活様式に沿った日常描写も興味深い。
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午後の遺言状
新劇のベテラン女優・蓉子は、毎年夏になると蓼科の別荘を訪れる。その別荘を30年以上も管理しているのは、言葉は乱暴だが仕事はきちんとこなす農婦のとよ子。ある日、とよ子は自分の娘・あけみが、実は蓉子の夫の子だと告白し、2人の心は揺れ始め…。
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東京物語 ニューデジタルリマスター
住み慣れた尾道から20年ぶりに東京にやって来た老夫婦の周吉ととみ。長男や長女と会うも、彼らの生活は苦しく、温かくは歓待してもらえない。唯一、次男・昌二の未亡人・紀子だけは優しかった。後日、尾道に戻ったとみが脳溢血で死亡する。
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ドラマスペシャル 今朝の秋
鉱造は蓼科で隠居生活を送っていたが、息子・隆一が末期がんと知り、急いで上京する。病院には20年前に鉱造と離婚した前妻・タキもおり、ふたりは隆一の病状に戸惑うばかり。だが鉱造はある日思い立って、周囲には内緒で隆一を蓼科に連れ出そうと試みる。
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反逆児
織田信長陣営で名を上げた徳川家康の一子・三郎信康。信長の娘・徳姫を娶るも、今川義元の血を継ぐ築山御前を母に持つ彼との仲には深い溝が存在していた。ある日、信康は花売の娘・しのと情を通じる。それを知った築山御前は、己の謀略のため一計を案じる。
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晩春
妻を早くに亡くした曽宮周吉は、大学教授をしながら娘・紀子と2人で暮らしている。紀子は27歳になるが、身体を害したこともあり、父を置いてよそへ嫁ごうとはしなかった。周吉と彼の実妹・田口まさは、結婚を渋る紀子の相手を何とか見つけようとするが…。
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誘惑
代議士・隆吉は恩師の墓参りに出掛けた際、遺児となった孝子と出会い援助を申し出る。晴れて家庭教師の名目で隆吉の家に住むことになった孝子だったが、隆吉の妻・時枝は胸の病で療養所におり、家族と共に見舞いに現れた孝子の姿に激しく嫉妬する。