志村喬、清川荘司、菅井一郎、入江たか子、矢口陽子 の検索結果(21件)
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一番美しく
昭和19年。全国から徴用された少女たちが女子挺身隊として軍需工場で働いていた。光学機器を生産する東亜光学工業では、挺身隊の組長・渡辺ツルが少女たちをまとめ、レンズの増産に従事していたが、やがて過酷な労働に挺身隊の結束は綻び始める。
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續姿三四郎
ライバル・檜垣源之助との対決の後、長旅に出ていた姿三四郎。旅から戻った彼を修道館の人々は温かく迎え入れた。一方、三四郎に敗れてから病床に伏す源之助の弟・鉄心と源三郎が、復讐のために上京。三四郎は傍若無人に振る舞う2人から果たし状を受け取る。
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哀愁の夜
車の接触事故にあった弁護士の正彦は、事故の相手・美紗緒に送り届けられる途中、チンピラに囲まれ、根城に閉じ込めれる。そこで小学生時代の旧友・一也と再会した彼は、新聞社編集長が殺された事件の罪をなすりつけられた一也を救おうと真犯人を探し始める。
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涙をありがとう
麻薬密輸ルートを追う刑事であった父親を殺された英也は、復讐のため犯人がいると思われる沢島組に入る。組員・時野の巧妙な策略によって、英也はかつて助けたことのある若者・輝夫と対立してしまうが、輝夫から父の仇が時野であると知らされ…。
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破戒
被差別部落出身であることを隠し、千曲川のほとりにある学校で教師として働く丑松。身分を隠せという父親の教えを守り、想いを寄せる女性にさえ真実を打ち明けることのできない丑松は、常に胸の内に葛藤を抱えていた。ある日、彼のもとに父親の訃報が届く。
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麦秋
北鎌倉に暮らす間宮家は、周吉と妻の志げ、長男・康一夫婦とその子供2人、そして長女・紀子の大所帯。ある時、紀子の上司である佐竹が、まだ独身の彼女に縁談を持ちかける。周吉夫婦も康一夫婦も乗り気になり、紀子もまんざらではない様子なのだが…。
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生きものの記録
家庭裁判所の調停委員を務める原田が担当することとなった、家族から出された中島喜一への準禁治産者申し立て裁判。原水爆に恐怖するあまり、全財産を投じてブラジルに移住しようという喜一と、反対する家族。原水爆の脅威にますます喜一の心は病んでしまう。
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生きる
30年間無欠勤で働いてきた市役所の市民課長・渡辺は、ある日自分が癌に冒されていることを知る。絶望と孤独にさいなまれ、これまでの事なかれ主義的生き方に疑問を抱いた彼は、最後に市民のための小公園を建設しようと奔走するのだが…。