高峰秀子、天本英世、夏川静江、笠智衆、浦辺粂子 の検索結果(36件)
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陸軍
慶応2年。九州・小倉の商家に逃げてきた手負いの武士が亭主の友助に「大日本史」を託す。以来日本陸軍興隆の一翼を担ってきた一族。友助の息子・友之丞、その息子・友彦も軍人として一時代を過ごし、やがて友彦の息子・伸太郎も大東亜戦争への出征が決まる。
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喜びも悲しみも幾歳月
昭和7年。新婚の灯台守・有沢四郎と妻・きよ子は、東京湾の観音崎燈台に赴任する。その後、北海道の石狩燈台、五島列島の女島燈台と転任を重ねる間に、子供が生まれ、夫婦げんかをし、同じ灯台守と親交を深める。昭和16年、灯台守たちにも戦争の影が差し…。
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風前の灯
郊外の一軒家に強盗に入ろうと狙っている愚連隊一味。そんなこととは露知らず、一軒家の中では欲の皮の突っ張った人々が互いにいがみあいながら暮らしていた。この家の主・佐藤てつはコツコツと小金を貯め込んでおり、その金に息子夫婦が目をつけて…。
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二人で歩いた幾春秋
昭和21年、復員した義男は道路工夫として働き始めるが、妻・とら江と息子、そして両親を養う生活は厳しいものだった。翌年、とら江が誠実さを買われ土木出張所の小使いとして雇われる。依然厳しい暮らしの中、2人は息子の健やかな成長を願い働き続けるが…。
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ひかりごけ
1943年、太平洋戦争最中の北海道・知床半島沖合で、4人の漁師を乗せた船が消息を絶つ。3カ月後に船長が生還、村は歓喜の渦に包まれるが、その後沖に人骨と衣服の収められたりんご箱が漂着。船長が力尽きた船員の肉を食べて生き延びた事実が明らかになる。
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麦秋
北鎌倉に暮らす間宮家は、周吉と妻の志げ、長男・康一夫婦とその子供2人、そして長女・紀子の大所帯。ある時、紀子の上司である佐竹が、まだ独身の彼女に縁談を持ちかける。周吉夫婦も康一夫婦も乗り気になり、紀子もまんざらではない様子なのだが…。
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晩春
妻を早くに亡くした曽宮周吉は、大学教授をしながら娘・紀子と2人で暮らしている。紀子は27歳になるが、身体を害したこともあり、父を置いてよそへ嫁ごうとはしなかった。周吉と彼の実妹・田口まさは、結婚を渋る紀子の相手を何とか見つけようとするが…。
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花咲く港
南九州の小さな島。ここに造船所を造ろうとして島民に尊敬された男の遺児を名乗る2人の兄弟がやってきた。彼らの正体は島民から金を巻きあげようと目論むペテン師だったが、人々があまりにも善良なため面食らってしまう。そんな折、太平洋戦争が勃発し…。