高千穂ひづる の検索結果(5件)
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松本清張 張込み
警視庁捜査第一課の下岡と柚木は、質屋殺しの共犯・石井を追って佐賀行きの列車に飛び乗る。石井は、3年前上京の時に別れた女・さだ子に会いたがっていたのだ。2人は、今では人妻となったもの静かな女・さだ子を見張るため、猛暑の中で張り込みを続ける。
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拝啓天皇陛下様
物心つかぬうちに両親と死別している山田正助。そんな彼にとって、3度の食事にありつけて俸給ももらえる軍隊は天国のようだった。意地悪な上官のいびりなど気にもならない。だが正助は終戦の噂を耳にし、軍隊から追いやられまいと手紙を書き始める。
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大忠臣蔵
突然起こった松の廊下の刃傷事件。これによって浅野家は断絶、赤穂城明け渡しの憂き目となった。亡君・内匠頭の仇を討つため、大石内蔵助以下47人の忠義の武士たちが集結し、苦闘に向かう。その陰では、残された妻や子、親たちの悲痛な涙があった。
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ゼロの焦点
広告社に勤める憲一は新婚7日目に金沢へ出張し、そのまま消息を絶った。妻の禎子は金沢へ向かい夫の行方を捜すが、手掛かりは掴めなかった。やがて憲一が売春婦を取り締まる警察の風紀係だったことが判明し、さらに意外な事実が明らかになっていく。
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ジャコ萬と鉄
終戦直後の北海道カムイ岬。出稼漁夫たちでごった返す九兵衛の番屋に、ジャコ萬という男が現れた。九兵衛に恨みを抱くジャコ萬は、番屋に居座り大酒を食らって暴れ始める。困り果てた九兵衛一家だったが、そこに行方不明になっていた息子・鉄が舞い戻り…。