長塚京三 の検索結果(8件)
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笑う蛙
勤務先の銀行で横領を働いた倉沢逸平。妻の涼子は世間の目から逃れるため伊豆の別荘に移り住んでいた。逃亡を続ける逸平はそれを知らず別荘を訪れ、涼子と鉢合わせをする。彼女は離婚届に判を押すことを条件にして、1週間だけ逸平を匿うことにするのだが…。
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ぼくたちの家族
若菜家の母・玲子が、脳腫瘍で余命1週間だと宣告されてしまう。長男の会社員・浩介と次男の大学生・俊平は実家に戻り、父・克明と共に母の容態を見守ることに。そんな中、玲子が作ったサラ金からの借金をはじめ家族が密かに抱える問題が浮き上がってくる。
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眩(くらら)〜北斎の娘〜
天才絵師・葛飾北斎の三女・お栄は、町絵師・吉之助と夫婦になるが、箸を持つより絵筆を持つのが好きで、父であり師である北斎の下に嫁ぎ先から戻って来た。そんな中、お栄は北斎の門人である絵師・善次郎を尊敬し、父を陰で支える絵師として働き続ける。
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長い長い殺人
暴走車にひかれ頭部を殴打された男の死体が発見された。被害者の妻が夫に3億円の保険金をかけていたことが発覚し、マスコミは妻とその愛人に疑惑の目を向ける。そして、事件を担当する刑事の響と探偵の河野は不可解な連続殺人事件へ巻き込まれていく。
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東京夜曲
東京の下町にある上宿商店街に、数年前に父母や妻の久子、息子の寛を残して蒸発した浜中が帰ってくる。久子に想いを寄せている青年・朝倉はひそかに浜中の過去を調べ始め、彼がかつて喫茶大沢を経営するたみと恋仲であったことを突き止める。
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恋と花火と観覧車
妻を病気で亡くし、ひとり娘を男手ひとつで育てながら暮らす森原邦彦。娘がこっそり申し込んだ婚活パーティに渋々参加した邦彦は、取引先のOL・野々村史華と出会う。史華は邦彦に想いを寄せるが、邦彦は娘ほども年齢の違う彼女への気持ちを抑えてしまう。
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絵の中のぼくの村
夏の終わり、2人で初めて合作する絵本の打ち合わせのため、双子の弟・征三が兄・征彦のアトリエを訪れる。絵本には、ランニングシャツにぶかぶかのズボン、そして麦わら帽子の少年が描かれている。2人は、昭和23年当時の故郷に思いを馳せ…。
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娘の結婚
母親を早く亡くし、父娘で暮らす平凡なとある家庭。父親の周吉は婚期を逃しつつある娘の規子を心配していたが、規子は父親のことが心配で乗り気ではなかった。そんなある日、周吉は元部下の杉山はどうかと思い立ち、規子に紹介しようとするが…。