石浜朗 の検索結果(8件)
-
白日夢(64年版)
流行歌手・千枝子と青年画家・倉橋は歯科医院で治療を受けていた。倉橋は麻酔を打たれ、意識朦朧となる中で奇妙な白日夢を見る。千枝子が医師に犯されたのだ。そして、ナイトクラブに千枝子を訪ねた倉橋の前に、また医師が現れ、倉橋は千枝子を救おうと…。
-
人間の條件 第2部 激怒篇
ある日、特殊工人の脱走事件が発覚。慰安婦・金東福が梶の部下・陳を誘惑して実行させたのだった。特殊工人の待遇改善に努力していた梶は、脱走をやめるよう彼らを説得する。しかし、なおも作業現場からの脱出未遂事件が起こり、高ら7人が公開処刑される。
-
人間の條件 第1部 純愛篇
昭和18年の満州。鉄鋼会社に勤める梶は、召集免除を条件に、妻・美千子と共に北満の老虎嶺鉱山に赴任する。そこで、過酷な労働と賃金のピンハネに喘ぐ現地・工人の姿を目の当たりにする。さらに、軍部から緊急増産の命が下り、捕虜600人が送られてくる。
-
遠い雲
休暇を取って故郷・高山に帰省した石津圭三。かつては酒屋の娘・冬子と初恋の仲だったが、彼女は旧家の息子・寺田敏彦と結婚し、今は未亡人になっていた。再会した2人は若き日を想いながら恋心を再燃させる。だが冬子は故郷を捨てる決心がつけられなかった。
-
惜春鳥
東京の大学に通う岩垣が帰省したのを機に集まった旧友たち。だが岩垣は出資者の女中に手を出し追い出されてきた身で、ある者はそんな彼を責め、またある者はかばおうとする。今や異なる境遇で暮らす彼らの胸の内には、それぞれに複雑な思いが生じていた。
-
切腹
井伊家の上屋敷に津雲半四郎という浪人が現れ、「切腹のためにお庭を拝借したい」と申し出る。家老・斎藤勘解由はこれを受けた上で、春先に同じ用件でやってきた千々岩求女という者の話をする。すると半四郎は、その求女は自分の娘婿であると告げる。
-
永遠の人
昭和7年。さだ子には隆という恋人がいたが、戦地から帰ってきた大地主の息子・平兵衛に犯されてしまう。絶望したさだ子は川に身を投げるも、隆の兄・力造に助けられる。やがて隆も戦地から凱旋してきた。隆は事情を知り、一緒に村を出ようと決意するが…。
-
伊豆の踊子
昭和初年の秋。一高生の水原は、先輩である小説家・杉村を訪ねて伊豆路へやってきた。そこで旅芸人・栄吉の一座と知り合い、一緒に伊豆路を下る。一座の踊り子・薫の美しさに惹かれた水原は、夜に踊り子たちが宴会の席に呼ばれると、薫の身を案じてしまう。