津川雅彦、小坂一也、石浜朗、有馬稲子、佐田啓二 の検索結果(39件)
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喜びも悲しみも幾歳月
昭和7年。新婚の灯台守・有沢四郎と妻・きよ子は、東京湾の観音崎燈台に赴任する。その後、北海道の石狩燈台、五島列島の女島燈台と転任を重ねる間に、子供が生まれ、夫婦げんかをし、同じ灯台守と親交を深める。昭和16年、灯台守たちにも戦争の影が差し…。
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新釈 四谷怪談
気の弱い浪人・民門伊右衛門は、妻・お岩と共に貧しい暮らしをしていた。ある時、彼は牢上がりの悪党・直助にそそのかされ、お岩の毒殺に加担してしまう。良心の呵責に苦しむ伊右衛門。やがて彼は、少しずつ常軌を逸した行動を取るようになっていく。
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必殺仕業人
小伝馬町牢屋見回りに降格された主水は、鍼灸師・又右衛門と組み金のため裏稼業を続けていた。そんなある日、旅芸人・お歌に恋し脱藩したという侍くずれの剣之介と出会う。剣之介と次のヤマを迎えようとしていた矢先、標的が剣之介の元いいなずけと判明する。
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必殺橋掛人
橋掛人の元締・多助が何者かに襲われ、娘・お光に印の付いた地図を残して息絶える。多助が橋掛人だと知らないお光は、知人のおくらに相談。そんな中、お光がさらわれ、依頼人が殺されてしまう。かくして、元橋掛人たちが集結し、依頼を執行していくことに。
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墨東綺譚
永井荷風は妻も取らず女道楽を続けていたが、58歳を迎え、色欲の衰えとともに創作意欲が減衰していくのを感じていた。そんななか、荷風はお雪という娼婦に出会い足しげく通うように。創作意欲を取り戻した荷風は、お雪をモデルとした小説を書き始める。
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風前の灯
郊外の一軒家に強盗に入ろうと狙っている愚連隊一味。そんなこととは露知らず、一軒家の中では欲の皮の突っ張った人々が互いにいがみあいながら暮らしていた。この家の主・佐藤てつはコツコツと小金を貯め込んでおり、その金に息子夫婦が目をつけて…。
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不死鳥
戦争未亡人の小夜子は、ふと夫・真一と過ごした日々を回想する。自分たちほど愛しあった者はいないと。学生時代に出会った小夜子と真一は、父に反発されながらも愛を深めていた。真一が召集されてもそれは変わらず、一時帰国した彼と夫婦生活を送り始める。
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二人で歩いた幾春秋
昭和21年、復員した義男は道路工夫として働き始めるが、妻・とら江と息子、そして両親を養う生活は厳しいものだった。翌年、とら江が誠実さを買われ土木出張所の小使いとして雇われる。依然厳しい暮らしの中、2人は息子の健やかな成長を願い働き続けるが…。