栗島すみ子、斎藤達雄、桑野通子、佐野周二、坂本武 の検索結果(17件)
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落第はしたけれど
卒業試験を前にした高橋と仲間たちはカンニングの準備に夢中だった。高橋はワイシャツに回答を書き込み、受けるべき試験に備える。だが下宿屋のおばさんがそのワイシャツを洗濯に出してしまう。その結果、高橋たちは揃って落第することになり…。
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反逆児
織田信長陣営で名を上げた徳川家康の一子・三郎信康。信長の娘・徳姫を娶るも、今川義元の血を継ぐ築山御前を母に持つ彼との仲には深い溝が存在していた。ある日、信康は花売の娘・しのと情を通じる。それを知った築山御前は、己の謀略のため一計を案じる。
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戸田家の兄妹
母親の還暦祝いに集まった戸田家の5人兄妹。だがその日のうちに突如父親が死亡、多額の借金と共に残された家族は家財道具を手放すことになる。母親と独身の三女は長男や長女の家を転々とするが、どこも居心地が悪い。結局別荘地で暮らすことになるが…。
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突貫小僧
路地で遊んでいる子供たちの前に現れた人さらいの文吉。子供の1人、鉄坊に目をつけてそのまま連れ去ってしまう。だが道中で鉄坊がぐずり出し、文吉は菓子パンなどを与えてなだめようとするも効果がない。加えて繰り返されるイタズラに手を焼き始めて…。
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出来ごころ
日雇い労働者として働きながら、息子と2人で暮らしている喜八。ある日同僚の次郎と共に演芸場に出掛けた彼は、仕事をクビになり途方に暮れる女性・春江と出会う。彼女に惚れた喜八は行きつけの食堂に口ききをしてやるが、春江は次郎に興味を持っていた。
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東京の合唱
妻子持ちのサラリーマン・岡島伸二は、同僚が不当な理由から解雇されたことを知って社長に抗議した。このせいで伸二まで会社をクビになってしまう。不況の世の中で再就職先は見つからず、かつての恩師・大村先生が営む食堂を手伝うことになるのだが…。
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東京の宿
失業して女房にも逃げられてしまった喜八。子供を抱えながら仕事を探していたある日、彼は幼い娘を連れたおたかという女性と出会い、彼女に想いを寄せるようになる。ようやく仕事が見つかり喜八は働き始める。だが突然、おたかが娘と共に姿を消してしまう。
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父ありき
金沢で中学教師をしている堀川周平は、息子の良平と2人で暮らしている。だが修学旅行先で教え子を溺死させてしまい、責任を感じて退職。良平を寄宿舎に残し、東京の工場で働きだした。時が過ぎ、良平も教師となった。彼は久々に父親と再会するのだが…。