市川猿之助、市川団子、水谷八重子[初代]、高田浩吉、高千穂ひづる の検索結果(9件)
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松本清張 張込み
警視庁捜査第一課の下岡と柚木は、質屋殺しの共犯・石井を追って佐賀行きの列車に飛び乗る。石井は、3年前上京の時に別れた女・さだ子に会いたがっていたのだ。2人は、今では人妻となったもの静かな女・さだ子を見張るため、猛暑の中で張り込みを続ける。
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花戦さ
京都の花僧で立花の名手・専好は、織田信長の前で花を活け、千利休らの心を掴むが、失態を犯し打ち首の危機に。その時、彼を救ったのは秀吉だった。それから十数年、暴君となった秀吉により無二の友・利休や町衆の命が奪われ、専好は花を手に立ち上がる。
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拝啓天皇陛下様
物心つかぬうちに両親と死別している山田正助。そんな彼にとって、3度の食事にありつけて俸給ももらえる軍隊は天国のようだった。意地悪な上官のいびりなど気にもならない。だが正助は終戦の噂を耳にし、軍隊から追いやられまいと手紙を書き始める。
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大忠臣蔵
突然起こった松の廊下の刃傷事件。これによって浅野家は断絶、赤穂城明け渡しの憂き目となった。亡君・内匠頭の仇を討つため、大石内蔵助以下47人の忠義の武士たちが集結し、苦闘に向かう。その陰では、残された妻や子、親たちの悲痛な涙があった。
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残菊物語 デジタル修復版
明治初期の東京。人気が出て天狗になっていた二代目尾上菊之助は、義弟の若い乳母・お徳に芸の拙さを指摘され、自身の名声が義父である五代目尾上菊五郎の威光によるものと気付かされる。やがて、菊之助とお徳は心を通わせるようになるが…。
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ゼロの焦点
広告社に勤める憲一は新婚7日目に金沢へ出張し、そのまま消息を絶った。妻の禎子は金沢へ向かい夫の行方を捜すが、手掛かりは掴めなかった。やがて憲一が売春婦を取り締まる警察の風紀係だったことが判明し、さらに意外な事実が明らかになっていく。
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実録 東声会 初代 町井久之 完結編
右翼の大物・玉城誉志夫の仲介で、東声会の町井久之は加賀組組長と盃を交わした。だが関東を縄張りとする南野一家との抗争に巻き込まれてしまう。同じ頃、同胞の竜道山が刺される事件が発生。町井はヤクザの縄張り争いに疑問を持ち、ある重大な決断をする。
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実録 東声会 初代 町井久之
戦後の日本。町井久之は国籍などで不当な差別を受ける世を嘆き、思想団体「東声会」を立ち上げる。一方で、敗戦でふさぎこむ国民を奮い立たせるためにプロレス興行に乗り出した。人気プロレスラー・竜道山とも友情を重ねるが、彼の出生には秘密があって…。