小市慢太郎 の検索結果(10件)
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宮部みゆき「パーフェクト・ブルー」
将来を嘱望されていた高校球児の遺体が見つかった。被害者の父・三郎からもう一人の息子で弟の進也の捜索を頼まれていた加代子は、進也に掛けられた兄殺しの疑いを晴らすべく、愛犬マサと調査を開始。一方、製薬会社の三友製薬内でもある事件が起きていた。
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光
人生に迷いながら単調な日々を送っていた美佐子は、とある仕事をきっかけに、弱視の天才カメラマン・雅哉と出会う。命よりも大事なカメラを前にしながら、次第に視力を奪われてゆく雅哉の葛藤を見詰めるうちに、美佐子の中の何かが変わり始める。
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ナサケの女〜国税局査察官〜
西伊豆税務署所属の査察官・松平松子は実績を評価され、東京国税局査察部情報部門に栄転となる。新天地では一匹狼な性格で周囲と温度差はあるものの、内偵で相手にうまく取り入るなど手腕を発揮し、相棒の三木航介とともに脱税事件を検挙していく。
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流れ星が消えないうちに
恋人が事故死して以来、玄関でしか眠れなくなった奈緒子。深い喪失感にさいなまれている彼女は、恋人の親友だった巧とつき合い始めるが、同時に罪悪感も抱いていた。そんなある日、大分にいるはずの父が家出し、東京の奈緒子のもとにやってくるが…。
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東京ウィンドオーケストラ
屋久島の町役場に勤める樋口は、日本を代表するオーケストラを招致するが、手違いでカルチャースクールのアマチュア楽団を呼んでしまった。異変に気付き逃げ出そうとする楽団員たちに、樋口は「このまま本物ってことでいきましょう」と持ち掛け…。
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ドラマスペシャル 狙撃
不倫が原因で所轄に左遷させられた元警視庁捜査一課の上月涼子。ある日、涼子は警視庁警務部特務監察室へ配置転換になる。そこで涼子は、15年前の6月30日に起きた次期首相候補狙撃事件を追うことに。その日は、涼子の母が強盗殺人に遭った日でもあった。
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誤断
大手製薬会社の広報部員・槙田高弘は、副社長の安城隆雄に呼び出され、駅の飛び込み自殺に自社の薬品が関係している可能性があることを告げられる。安城の特命で警察に探りを入れた槙田は、検死の結果報告に渦中の薬品の成分が記載されていることを知る。
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コンセント
雑誌のフリーライターをしているユキには引きこもりの兄がいた。ある日、その兄が一人暮らしのアパートで餓死した。無機質なその部屋にはコンセントにつながれたままの掃除機が残っていた。以来、ユキは街にあふれる兄と同じ死の影を感じるようになり…。