二十六夜待ち
3.5
由美は震災で何もかもを失い、福島県の叔母のもとに身を寄せていた。心に傷を抱える由美は、少しでも外に出るため、小料理屋で働くことに。勤めはじめた店の主の杉谷は、過去の記憶をすべて失くしており、自分が何者なのか分からない孤独を抱え込んでいた。
海のふた
故郷である西伊豆の小さな町に帰ってきたまり。元彼のオサムと会ったまりは、この町でかき氷屋で生きていくことを宣言する。開店準備を進めていたある日、母から大学時代の友人の娘・はじめちゃんが滞在することになったので面倒を見て欲しいと頼まれる。
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