一人息子
3.5
早くに夫を亡くしたつねは田畑を売り払い、必死で息子・良助を育てていた。優秀な成績を誇る息子のため、進学の資金まで捻出。13年後、東京で出世しているはずの良助は、夜学の教師となっており、生活は苦しかった。初めてそれを知ったつねはがく然とする。
浮草物語
興行で小さな田舎町を訪れた旅芸人一座。ここには座長・喜八の昔の女・おつねと息子の信吉が暮らしていた。一座の看板女優で喜八の愛人・おたかはおつねと信吉に嫉妬し、若手女優のおときに信吉を誘惑させる。だがおときは次第に本気で信吉を愛し始める。
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