わが恋せし乙女
3.5
ある農村の牧場で仲むつまじく育てられた兄・甚吾と妹・美子。しかし、美子は捨て子であり、いつしか甚吾は彼女に妹以上の想いを寄せるようになっていた。だが、彼が戦争から帰って来た時、美子にはすでに相思相愛の相手がいた。甚吾はそのことを知り…。
結婚
松川文江と菅原積は相思相愛ながらも経済状況が原因で結婚できずにいた。終戦と共に失業した文江の父は、その一徹な性格が災いして未だ就職できず、積にもまた文江一家の面倒を見られるほどの余裕はない。そんな時、積の姉から積に良縁の話が持ち込まれる。
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