アンナチュラル
渡の婚約者で、彼の遺体の第一発見者であり愛煙家でもある。仕事が多忙だったこともあり、生前の渡と最後に会ったのは彼の出張からの帰国翌日だった。渡と同じ会社で製品の研究開発をしており、毒劇物を扱っているため、一時は六郎に毒物による殺人疑惑を持たれてしまう。渡の死因がMERSコロナウイルス感染であったことが判明した後、帰国翌日に渡と会っていたことをミコトに話し、彼女の質問により、渡とキスなどを含む濃厚な交流をもったにも関わらず、体内に抗体もできておらず、ウイルス曝露が認められない状態であったため、当初疑われていた海外感染とは別の感染源が存在する可能性が浮かびあがる。