お早よう
3.5
小津安二郎監督が家族に優しい眼差しを向けた逸品。子供と大人それぞれの言動からあふれるーモアに、つい笑いがこぼれる。当時の生活様式に沿った日常描写も興味深い。
お茶漬の味
小津安二郎監督が淡々と描いた夫婦観の物語。トラブルを経て、タイトルへと収束していく展開に胸が温まる。昭和20年代の食生活や風俗が窺い知ることができる。
男はつらいよ
全48本も作られることになる、渥美清主演による人情喜劇の記念すべき第1弾。新派のトップ女優・光本幸子をマドンナに迎え、不器用な主人公が巻き起こす騒動を小粋に描く。
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