森雅之、三國連太郎、淡島千景、桂木洋子、笠智衆 の検索結果(80件)
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晩春
妻を早くに亡くした曽宮周吉は、大学教授をしながら娘・紀子と2人で暮らしている。紀子は27歳になるが、身体を害したこともあり、父を置いてよそへ嫁ごうとはしなかった。周吉と彼の実妹・田口まさは、結婚を渋る紀子の相手を何とか見つけようとするが…。
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花咲く港
南九州の小さな島。ここに造船所を造ろうとして島民に尊敬された男の遺児を名乗る2人の兄弟がやってきた。彼らの正体は島民から金を巻きあげようと目論むペテン師だったが、人々があまりにも善良なため面食らってしまう。そんな折、太平洋戦争が勃発し…。
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花のお江戸の釣りバカ日誌
釣り好きが過ぎて藩をクビになった浜崎伝助は、妹の美津と2人で浪人暮らしをしている。ある日、いつものように夜釣りに出掛けると、鈴木一之助という隠居と出会い、意気投合する。翌日、伝助は一之助の勧めで士官の面接を受けることになるが…。
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破戒
被差別部落出身であることを隠し、千曲川のほとりにある学校で教師として働く丑松。身分を隠せという父親の教えを守り、想いを寄せる女性にさえ真実を打ち明けることのできない丑松は、常に胸の内に葛藤を抱えていた。ある日、彼のもとに父親の訃報が届く。
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白痴
痛ましい戦争体験により亀田欽司は「白痴」と呼ばれる病気になり、惨めな姿で復員した。その復員船で金満家の跡取り息子・赤間伝吉と知り合った亀田は、札幌で那須妙子の写真を目にした。その美しさはふたりの胸を打ったが、妙子はある曰く付きの女だった。
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ドラマスペシャル 冬構え
妻に先立たれた老人・圭作は、全財産を現金化し東北地方へ旅に出る。だがそれは、周囲に迷惑をかけまいとする圭作の、死に場所探しの旅だった。道中出会った若いカップルに大量の現金を渡し、海に身を投げようとするが、死にきれぬ圭作は情けなさに慟哭する。
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土曜ドラマ 遠い接近
昭和17年、印刷色版画工・山尾に召集令状が届く。入隊後は古参兵にいじめられ、朝鮮の前線部隊へ配属。復員すると家族は広島の原爆で亡くなっていた。山尾はふとしたことから自分の召集のカラクリを知り、憎悪と恨みを募らせ殺人計画を立てる。
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ドラマ ながらえば
息子の転勤に伴い名古屋から富山に移住することになった隆吉は、病床で同行できない妻に別れの挨拶ができなかったことが心残り。富山に引っ越した翌日に、名古屋に行くと言い出し、家を飛び出してしまう。だがその後、隆吉は所持金不足で電車を降ろされる。