柄本明 の検索結果(20件)
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ダブルベッド
中年の入り口に差し掛かった加藤夫妻は、仲間の葬儀に出席した後に立ち寄った飲み屋で、昔からの知り合いである作詞家の山崎に再会する。山崎は加藤の妻・雅子に欲望をおぼえる。ふたりはその後ラブホテルや加藤の自宅で情事に耽るようになる。
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種まく旅人 〜みのりの茶〜
身分を隠し全国の農家を手伝ってまわる金太郎。実は農林省の官僚で、省が開発した農薬を普及させる任務を課されていた。一方、東京でリストラされ帰省中のみのりは、茶畑農家を営む祖父が倒れたことで、金太郎のサポートを受けて茶作りに挑戦するが…。
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Shall we ダンス?
真面目なサラリーマン・杉山正平はある晩の通勤電車で、ダンス教室の窓辺に佇む物憂げな美女を見つける。平凡な毎日に不満はないが、どこか空しさを感じていた彼は数日後、ダンス教室の扉を叩く。そこには「社交ダンス」の摩訶不思議な世界が広がっていた。
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センセイの鞄
37歳の月子は行きつけの居酒屋で高校時代の国語の担任だった“センセイ”と再会する。歳の差30以上でありながら、酒の肴の好みや頑固な性格など、共通点の多いふたりはしばしば共に時を過ごすように。いつしか月子の中には、センセイへの愛情が芽生えていく。
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空がこんなに青いわけがない
商事会社の課長・小林健太郎は、社内のOL・かおると不倫関係に。妻の佐和子は古い家を取り壊してマンションを建てる計画に夢中だ。祖母のふみはボケだして、11歳の息子・翔一は奇行に走っている。そんな家族それぞれの事情に少し変化が現れて…。
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世界はときどき美しい
38歳の野枝は、絵画教室のヌードモデルを仕事にしている。体調を崩して通院生活を続けるうち、彼女はそれまで気にも留めなかった道端の雑草に手を伸ばすようになり、命について慎み深い気持ちになっていく。(「第一章 世界はときどき美しい」)。
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鍵 THE KEY
昭和34年、美術教授の安西は、性的告白が綴られた日記を後妻の郁子にそれとなく盗み読みさせるという遊戯を始める。これによって、名器を持ち淫蕩な体質でありながら慎み深い妻の性衝動を解放し、かつ、衰え始めた己の性の欲望をかき立てようというのだが…。
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男はつらいよ 寅次郎心の旅路
第41弾のマドンナ・久美子を演じる竹下景子は3度目の登場で、リリー役の浅丘ルリ子の4回に次ぐ回数となった。今回は彼女と寅次郎がウィーンを舞台に珍道中を繰り広げる。