望月優子、桂木洋子、田浦正巳、上原謙、高杉早苗 の検索結果(12件)
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結婚
松川文江と菅原積は相思相愛ながらも経済状況が原因で結婚できずにいた。終戦と共に失業した文江の父は、その一徹な性格が災いして未だ就職できず、積にもまた文江一家の面倒を見られるほどの余裕はない。そんな時、積の姉から積に良縁の話が持ち込まれる。
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歓呼の町
戦局が悪化するなか、次々と人々が疎開でいなくなっていく東京のとある下町。長年続いている商売を何とか続けようと風呂屋や印刷屋の家族が町に残るなか、きよも息子の慎吾と共に失踪した夫の帰りを待ち続けていた。そんなある日、きよの夫が帰ってきて…。
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生きてゐる孫六
三方ケ原の土地を所有する名家・小名木家に、村人が食糧増産のための開墾を要請してきた。しかし、この土地にはたたりがあるので鍬を入れてはならぬと言う。そんななか、小名木家の家宝である名刀・関の孫六を譲ってほしいと、ひとりの軍医がやってきた。
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愛と希望の街
ある小都市の駅前で、1人の少年が鳩を売っていた。そこへ会社役員の令嬢・京子が通りかかる。お金がいるから鳩を売るのだという少年の言葉に同情し、彼女はその鳩を買うことに。だがそれは鳩の帰巣本能を利用した、貧しさゆえの巧みな金儲けだった。