三船敏郎、山口淑子、桂木洋子、千石規子、小沢栄 の検索結果(31件)
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日本の首領 完結篇
政財界の黒幕・大山が病に倒れ、平穏を保っていた関東同盟の大石と関西中島組の佐倉が、再び全国制覇に向けて動き出す。大石は大山を後ろ盾にしてサイパン島の開発利権を狙っていたが、当の大山は、大石の敵である佐倉に打倒大石を示唆し…。
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日本の悲劇
熱海の旅館で女中として働く春子。戦争で夫を亡くし、戦後の貧困のなかで生活のために売春したこともある。そんな彼女にとって2人の子供の成長だけが生きがいだった。しかし子供たちは、酔態をさらす母の姿を見て育ったために冷たい態度を取り続けていた。
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人間の証明
東京ロイヤル・ホテルで、人気絶頂の女流デザイナー・八杉恭子のファッション・ショーが開催されている時、ホテルのエレベーターで黒人がナイフを突き刺され、西条八十詩集を抱いたまま死亡した。その頃、別の場所で車による轢殺事件が起きる。
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野良犬
真夏の昼下がり。新米刑事・村上は満員のバスの中で7発の実弾が残った拳銃を盗まれた。スリ係の老刑事・市川の助けを得た村上は手掛かりを掴むが、やがて拳銃を使った強盗事件が発生。窮地に追い込まれた村上は、ベテラン刑事・佐藤と共に犯人を追い続ける。
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長屋紳士録
終戦直後の東京下町。夫と子供を失い、ひとり荒物屋を営むおたねのもとに、占い師の田代が戦争孤児らしき少年を連れてくる。見知らぬ少年を家に泊めたおたねは、そのままずるずると彼を預かることになるが、共に暮らす煩わしさは次第に愛情へと変化していく。
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どん底
江戸の場末にある荒れ果てた棟割長屋には、社会の底辺に生きる人々が多数暮らしていた。そのみすぼらしさとは反対に、長屋には自堕落で楽天的な空気が漂っている。ある日、お遍路の老人がやって来る。彼は長屋に住む連中にいろいろと説いて回り始めるが…。
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天国と地獄
ナショナル・シューズの重役・権藤金吾の元に、「子供をさらった」と言う男からの電話が入った。ところが、誘拐されたのは権藤の息子ではなく、運転手の息子だった。誘拐犯から3,000万円を要求された権藤は、逡巡しつつも取引に応じるが…。
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椿三十郎
森の中の社殿で、9人の若侍たちが密談していた。次席家老の汚職を城代家老・睦田に告げるも相手にされず、ただし大目付・菊井の賛同を得られたらしい。しかし、突如現れた浪人が「菊井こそが黒幕だ」と言う。案の定、菊井の手勢が社殿を取り囲み…。