長門裕之、三島耕、清水将夫、坪内美詠子、南田洋子 の検索結果(17件)
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わが町
明治39年。警官と争い、フィリピン・ベンゲットの道路建設の職を追われた他吉は大阪・天王寺の裏長屋に戻ってくる。出航前夜に情を交わしたお鶴が4歳の初枝を抱えて苦労していると知った他吉は彼女のために働き始めるが、やがてお鶴は急病で死亡してしまう。
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緋牡丹博徒 二代目襲名
7年ぶりに熊本へ戻ったお竜は、父が組長を務めた矢野組を再興する。組は鉄道敷設工事に関わるが、宝満一家の妨害に遭い、お竜が面倒をみている雪江を人質にされてしまう。雪江を取り戻し、工事を完遂させたお竜は、晴れて矢野組二代目を襲名するが…。
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幕末太陽傳
時は幕末。東海道品川宿の遊郭・相模屋でわらじを脱いだ左平次。勘定を気にする仲間を尻目に、彼は飲めや歌えの大尽騒ぎ。しかし彼は一銭も持ちあわせがなかった。居残りと称して相模屋に居ついた左平次だったが、女郎や客たちのトラブルを次々解決していく。
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バージンブルース
予備校の仲間と万引きし、何とか警察の追手から逃れたまみは、平田という中年男と知り合い、一緒に故郷の岡山へ帰る。しかし、実家にも警察の手が回っていることを知った彼女は、アングラ劇団にもぐり込むなど、平田と共にあてのない旅を続け…。
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ハチ公物語
昭和初期。秋田の田舎町で生を受けた1匹の子犬が、東京の大学教授・上野秀次郎の家庭に贈られることに。「ハチ」と名付けられたその子犬は愛情を注がれながら成長し、いつしか秀次郎を渋谷駅まで送り迎えすることが日課となっていたが…。
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拝啓天皇陛下様
物心つかぬうちに両親と死別している山田正助。そんな彼にとって、3度の食事にありつけて俸給ももらえる軍隊は天国のようだった。意地悪な上官のいびりなど気にもならない。だが正助は終戦の噂を耳にし、軍隊から追いやられまいと手紙を書き始める。
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にっぽんぱらだいす
戦後、特殊慰安施設協会で店の女の子を働かせていた赤線地帯・桜原の業者・蔵本。その後GHQにより協会が閉鎖されると、再び桜原に戻り遊郭を再建。年若い光子をはじめ、女たちの頑張りで店は繁盛するが、蔵本の一人息子は親の商売を嫌い家出してしまう。
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南國土佐を後にして
刑務所で聴いた「南國土佐を後にして」に心を打たれ、まっとうに生きると誓った譲司。出所後、彼は故郷・高知に戻るが、恋人・春江を奪われた上に就職もままならず、再び東京に出る。そこで彼は、春江を救うためにかつて腕を鳴らしたダイス勝負に挑むが…。