萩原健一 の検索結果(9件)
-
八つ墓村
尋ね人の呼びかけに応え、寺田辰弥は法律事務所を訪れた。そこには亡母の父・丑松が辰弥を生まれ故郷の八つ墓村へ迎えにきていた。だが、丑松はその場で謎の死を遂げる。八つ墓村へ向かった辰弥は、そこで血にまみれた連続殺人事件に巻き込まれていく。
-
不惑のスクラム
刑務所から出所した男が、偶然出会った仲間との格闘の末に、別れた家族と再会するまでを描く。生きづらさを抱えた中年ラガーマンと家族の再生をハートフルに描く。
-
ダブルス
新宿中央署に新設された刑事課特殊係、通称0係に山下と田代というふたりの刑事が赴任してきた。能天気な山下に熱血漢の田代。田代によるとふたりは中学生時代に因縁のある仲だったが、山下は覚えていない。好対照なふたりが次々起こる凶悪犯罪に立ち向かう。
-
226
昭和11年2月26日、早春の雪が降りしきる東京。22名の青年将校に率いられた総勢約1500名の決死部隊が営門を出発していく。妻子に別れを告げ、日本を変えようと決起した青年たちによる未曽有のクーデター「二・二六事件」が始まろうとしていた。
-
鴨川食堂
「思い出の食、捜します」という一行広告を頼りにしかたどり着けない「鴨川食堂」は、京都東本願寺の近くで、悩める人々を待っている。看板娘・鴨川こいしが客の悩みをじっくりと聞き、元刑事で一流京料理人の父・流が本当に求められる食を推理して再現する。
-
極道の妻たち 三代目姐
関西のヤクザ・坂西組は、三代目組長が倒れてから妻・葉月が切り盛りしていた。舎弟頭の寺田は四代目の座を狙っていたが、若頭補佐・赤松の出所と三代目の死によって組の主導権争いが勃発。さらに赤松をめぐる女の情念も絡み、事態は複雑になっていく。
-
激動の1750日
日本最大のヤクザ組織・神岡組の組長が亡くなり、その後継者と目されていた若頭も急死する。跡目が決まらぬまま1年が過ぎ去り、跡目を巡って古参幹部の川井と時津が率いる若手が対立。さらに時津が新組織を結成したことから、激しい抗争へと発展していく。
-
影武者
戦国時代。甲斐の武田信玄が「我もし死すとも3年は喪を秘せ」との遺言を残してこの世を去った。弟の武田信廉ら重臣たちは、織田信長や徳川家康が放った間者の目を欺き、「信玄死す」との噂を打ち消すため、信玄と瓜二つの盗人を影武者に仕立て上げる。