永島敏行、森下愛子、小林薫、島村佳江、下絛アトム の検索結果(15件)
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わさび
女子高生・山野葵は、父が心の病を抱えており、大学には進学せずに実家の寿司屋を継ぐことを決意した。離婚して悠々自適の母や周囲の大人たちは反対するが、彼女は本気だった。そんななか、葵がかつて所属していた少年野球チームの監督・梅田庄吉が現れる。
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三たびの海峡
太平洋戦争末期、北九州の炭鉱に連行された河時根は、労務監督・山本の下で地獄のような日々を過ごす。ついに脱走した河は戦争未亡人・千鶴と恋に落ち、日本の敗戦後、2人で韓国に戻る。だが、千鶴は出産した子供を連れて日本に帰ってしまい…。
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春との旅
北海の寂れた海辺のあばら家で、老漁師・忠男と孫娘・春は二人暮らしを続けていた。しかし、地元の小学校で給食係として働いていた春が、廃校により失職。老いた忠男の世話を頼むべく、疎遠となった姉兄弟を訪ねる旅に出るのだが…。
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たみおのしあわせ
奥手で引っ込み思案な民男は、結婚をせかす父・伸男に薦められてお見合いを重ねていた。そんなある日、容姿端麗な女性・瞳と出会い、意外なほどすんなりと結婚が決まる。伸男は手放しで大喜び。だが民男は、彼女がなぜ結婚を受け入れたのか分からなくて…。
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深夜食堂
新宿の裏路地にある午前0時に開店する「めしや」、通称「深夜食堂」のマスターは、寡黙で顔に古傷がある謎の人物。だが腕は確かで、頼まれれば何でも作ると評判だ。今日も、タコ型ウィンナーにほだされるヤクザや、猫まんまに涙する演歌歌手らがやってくる。
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それから
明治42年。長井代助は高等遊民を自認しているが、30歳を迎え、日々親族からは身を固めるように促されていた。そんなある日、親友の平岡常次郎からの便りが届く。
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十八歳、海へ
5年間も浪人暮らしを送っている虚無的な英介は同じ予備校に通う18歳の少女・佳に呼び止められる。彼女は2浪中の恋人・桑田と海で行った“心中ごっこ”の楽しさを話し出す。彼女たちは、英介が暴走族と行った変わった決闘に影響を受けていたのだった…。
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人生劇場
東京・早稲田大学で学生運動に熱中し、初めての女となったお袖と燃え上がり、愛欲の日々を送る青成瓢吉。父・瓢太郎の死を知り故郷に帰った彼は、久しぶりに吉良常と再会。その頃、横浜・本牧の侠客・飛車角は、おとよという女郎に惚れぬいていた。