喜びも悲しみも幾歳月
3.5
昭和7年。新婚の灯台守・有沢四郎と妻・きよ子は、東京湾の観音崎燈台に赴任する。その後、北海道の石狩燈台、五島列島の女島燈台と転任を重ねる間に、子供が生まれ、夫婦げんかをし、同じ灯台守と親交を深める。昭和16年、灯台守たちにも戦争の影が差し…。
風前の灯
郊外の一軒家に強盗に入ろうと狙っている愚連隊一味。そんなこととは露知らず、一軒家の中では欲の皮の突っ張った人々が互いにいがみあいながら暮らしていた。この家の主・佐藤てつはコツコツと小金を貯め込んでおり、その金に息子夫婦が目をつけて…。
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