役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山崎努 の検索結果(78件)
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わが母の記
幼少期に両親と離れて育てられたベストセラー作家の洪作は、社会的に成功し、家庭を持った今でも母・八重に捨てられたという思いを拭えないでいた。そんな中、父が死去し八重の痴呆が進行。妹たちの手に負えなくなった八重を洪作が引き取ることになり…。
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ルーズヴェルト・ゲーム
不況の波と同業他社との激しい競合で存亡の危機に陥る中堅精密器メーカー・青島製作所の社長・細川充。細川は中途採用で入社した青島製作所で、創業者の青島からその手腕を買われ、異例の大抜擢により社長に就任したやり手のビジネスマン。だが、生え抜きの役員たちを差し置いて社長に就任した細川は社内において兎角、周囲からの風当たりが強い。細川が社長就任後間もなく世の中が不況に突入すると、青島製作所も例外にもれずその煽りで業績が低迷し、細川は社長としてまさに会社の存亡を賭けた試練を迎える。
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陸王
宮沢紘一は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。そんな折、銀行担当者とのやり取りを通じて、新規事業への参入を考え始める。その事業とは、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる、“裸足感覚”を追求したランニングシューズの開発だ。
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利休
織田信長に茶頭として仕えていた利休。本能寺の変で信長が殺されて数年後、利休は力を伸ばしてきた豊臣秀吉の茶頭となった。茶の湯を通して全国の武将を魅了し、自分の世界を築いていった利休。だが石田三成の台頭から、秀吉との関係が少しずつ狂い始める。
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八つ墓村
尋ね人の呼びかけに応え、寺田辰弥は法律事務所を訪れた。そこには亡母の父・丑松が辰弥を生まれ故郷の八つ墓村へ迎えにきていた。だが、丑松はその場で謎の死を遂げる。八つ墓村へ向かった辰弥は、そこで血にまみれた連続殺人事件に巻き込まれていく。
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容疑者Xの献身
花岡靖子は娘の美里とふたりで質素なアパートに暮らしていた。その隣人である高校の数学教師・石神は孤独な日々を送る中年であったが、この母娘とだけは交流があった。そんなある日、靖子の元夫が死体で発見され、事件解明に湯川学が乗り出すが…。
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ユリゴコロ
カフェを営む亮介。ある日、男手ひとつで育ててくれた父親が余命わずかと診断され、さらに結婚を控えていた千絵が姿を消す。重なった不幸な出来事を受けとめきれない亮介は、実家の押し入れで偶然「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノートとめぐりあう。
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地下鉄(メトロ)に乗って
女性用下着のセールスマンの長谷部真次は、仕事帰りの永田町駅で、絶縁中の父が倒れたと知らされた。家族を思い出しながら地下連絡通路を歩く彼の前に、死んだ兄に似た少年が現れる。少年を追って地上に出ると、そこはオリンピックに沸く昭和39年だった。