半径3キロの世界
3.5
最愛の母を失った少年・一輝は、その死をうまく受け入れられず、父と共に空虚な日々を送っていた。そんなある日、母の臓器提供を受けた人物・優香から一通の手紙が届く。その文面から母の面影を感じた一輝は、手紙の差出人を探そうとする。
生きたい
70歳の山本安吉は、15年前に妻と死別し、今は40歳になる長女・徳子と暮らしている。長男と次女は家を出て行き、躁鬱症を抱え婚期を逃した徳子だけが安吉の面倒を見ているのだ。ある日、安吉は馴染みの店で失禁をしてしまい、老人ホームへの入居を考え始める。
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