三浦貴大 の検索結果(21件)
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私という運命について
景気が低迷する1993年。大企業で女性総合職第1号として働く亜紀は、男性社員とは違い、力を持つことも試すことも許されない現状にもどかしさを覚えていた。そんな中、同僚で元恋人の康が事務職で勤める後輩と結婚することを知り、胸がざわつく。
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リトル・フォレスト 冬・春
東北のとある小さな集落の古びた一軒家で、ひとりで暮らすいち子。一度都会に出るも自分の居場所が見つけられずに戻ってきた彼女は、厳しい冬に耐えるための保存食を作り、静かな生活を送っていた。そんないち子の元に5年前に失踪した母親から手紙が届く。
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リトル・フォレスト 夏・秋
都会で自分の居場所が見つからず、自然豊かな東北の故郷に戻ってきたいち子。彼女は、乾いた心を潤すように野菜を育てて野山で食材を採り、3度の食事を作って食べる。そんな自給自足に近い生活は、夏が過ぎて秋が来ても続いていくのだった。
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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語
一流企業に勤める肇は取締役への昇進が決まるも、家族との距離は広がるばかり。そんなある日、母親が倒れたとの連絡が入り、さらに同期の親友が事故死したと知った彼は、久しぶりに戻った故郷で“バタデン”の運転士になりたかった子供の頃の夢を思い出す。
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ローリング
茨城県の水戸。おしぼり工場で働く貫一は、10年前に高校で盗撮事件を起こした元教師・権藤と再会した。彼は権藤が連れていたキャバクラ嬢・みはりに一目惚れし、まんまと奪い取る。一方で、かつて権藤が盗撮した映像が原因で思わぬ大騒動が起こる。
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高嶺の花
華道の名門・月島流本家に生まれ、美貌、キャリア、財力、家柄、さらには圧倒的な才能まで全てを持ちあわせた女・月島もも。彼女は心から愛する男性と結ばれ、永遠の愛を手に入れるはずだった。しかし彼女を式当日の結婚破談という最悪の事態が襲う。
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繕い裁つ人
古びた洋風の一軒家で、仕立て屋の二代目として南洋裁店を開いている市江。彼女の作る服はいつも即日完売となり、神戸のデパートに勤める藤井からブランド化を薦められる。最初はまったく興味を示さなかった市江だったが、藤井の一言で心が揺れるようになる。
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太陽の坐る場所
高校時代、クラスの女王として君臨していた響子。彼女の傍にはいつも、光に付き従う影のように同じ名前を持つ同級生・今日子がいた。高校卒業から10年、満たされない毎日を過ごす響子と、彼女とは対照的に女優として活躍している今日子は再会するが…。