三代目代行

三代目代行

関東黒鉄連合若頭・榊斎は、2代目総長の銃殺事件の首謀者の濡れ衣を着せられて逮捕される。一方、組のかじ取りを任された若頭補佐・竹脇は3代目の席を狙って暗躍。竹脇に不信感を抱いた榊は、動けない自分に代わって私兵団・鎖に真相を探るよう命じる。

三代目代行2

関東同志会の領内で御法度とされる覚醒剤の取引が発見された。黒鉄連合三代目・榊は林葉組に目を付け、左たち“鎖”を使って麻薬売買のルートを探ろうとする。左は札師を装って林葉組に潜入するが、内部抗争に巻き込まれて被弾してしまい…。

三代目代行3

榊の支配力を恐れた警視庁は黒鉄連合掃討作戦を実行する。一方、街では日本人女性を狙った暴行が多発し、麻薬売買をシノギとする不法入国者の犯罪グループ・アシナシがうごめく。そんな中、関東同志会所属の赤星組襲撃事件が勃発し、抗争事件に発展する。

三代目代行4

国の衰退と麻薬追放を掲げた関東黒鉄連合三代目・榊は、麻薬マーケットを裏で取り仕切っているのが神奈川県警だと知る。ヤクザさながらの横暴さで私腹を肥やす警察を粛清するため、榊は子飼いの「鎖」、左を県警捜査二課係長・理崎の下に忍ばせる。

三代目代行5

50億円ものヤクをめぐる泳がせ捜査は、巴一家のわなによって失敗に終わった。理崎と左は事態の真相を探るうち、中国帰りの五十嵐という男に行き当たる。一方、関東黒鉄連合三代目総長・榊は、警察内部の弾圧などで疲弊する理崎への血の粛清に動きだす。